南米を周り日本へ 22

船はドミニカ共和国→ジャマイカ→パナマ→パナマ運河を通りエルサルバドル→メキシコ→311の被災地である石巻に行き横浜港に戻った。南米の方はかなり治安がヨーロッパよりも悪くメキシコ以外外を歩くのが怖かった。

パナマに関してはお客さんの中でもツアーのお客さん以外にターミナルの外に出ることができずターミナルの中でうろうろして過ごした。船から見たパナマのカラフルな屋根の街並みはそんな危険さを感じなかったが、実際ターミナルの外は危険でいっぱいなのだろうと思う。

一人でターミナルの外にでたら命の保障はないってそれは大げさなのではと思ったが右も左も文化も分からないのでそれに従う外に選択肢はない。ドミニカ共和国のお土産屋さんの側では葉巻を吸っていた人たちがいたが、友人曰く麻薬なのではないかといっていたのでかなり怖い。ジャマイカには港の近くに有料のビーチがあったがクルーは無料で入れた。私はシュノーケルをクルーに借りて魚を観察したが、ジャマイカのそこのビーチの海はとても色が澄んでいて泳いでいる魚も透明だった。エルサルバドルでは街を少し歩いた。街の子供たちと写真を撮ったりして和やかに過ごしていたが、途中Yちゃんと二人で行動してたら遠巻きに見に来る街の人たちがじりじり近づいてきて切迫した空気になったので全速力で二人で逃げた。メキシコではそこで降りる船のお客さんが食事に招待してくれたので、プライベートビーチで時を過ごした。メキシコを出発してからはまた二週間ほど長い長い船生活をしたのだが、そこでまたいろいろと衝撃的な出来事があった。

 

 

続く