梅雨の気配

昨日は出かけるタイミングでゲリラ豪雨に遭遇。

傘を持っていたのに頭以外守れませんでした。

風が強く、雷も降り、すさまじい雨に目の前が真っ白。異次元の扉が現れるかと思い服が濡れながらもワクワクしました。とても楽しい。

自然の脅威を目の前にすると身体に納まっている魂が、ゆらゆらと揺さぶられ出ようとしているのを感じます。

道の紫陽花が段々と色づき始めて、もうすぐ梅雨が始まりますね。

今日は紫陽花の作品を一つご紹介いたします。

久遠の庭 七変化 F6号

背景の黒と紫陽花と薔薇のコントラストをつけた作品です。

紫陽花の別名を七変化といいます。

9月の個展の連作も七という数字が関わっているのですが、ここでいう七はいくつもという意味があります。紫陽花の花の色が土のPHで変わるためつけられました。

次から次へと変化する様子は人間の一生にも似ているなあと感じます。

作品にはチタンを使っていてライトを当てると花がきらきらとひかり、朝露に濡れたようになります。

こちらの作品のお問い合わせは福福堂のHPからどうぞ宜しくお願いいたします。

https://www.galleryuehara.com