長沼 慧 絵画展 -陽光と月光の楽園-
この度は広島で初の個展となります。
2016年に開催したMVW展から個展を目指し8年の月日を得て、ようやく念願の広島での個展を開催させていただける運びとなったことをとても嬉しく思っております。
私は穏やかで調和した「楽園」をテーマに動植物を描いています。
作品を描くのにモチーフを求め、時には県をまたいで取材をしに行くこともあります。以前と同じ場所を取材しに訪れても気候や季節によって常に変わっていくため、過去に見た景色や同じ状態のものはなく、今目の前にある景色はすべて一期一会なのだと感じさせられます。そんな常に変化していく中で、永遠に変わらないものつい求めてしまいます。人の数だけ想いがあるように人の幸せも千差万別です。作品の中にはたくさんの生き物たちが登場しますが、そのどの子も主役としています。自由に生を謳歌する彼らたちを私は「楽園」という形にいたしました。
この度の新作となる楽園ジャングルの三部作では、多種多様な植物と動物たちをモチーフに、「太陽が地上を照らす朝」、「生命の営みが一番活発になる昼」、「月の光が優しく照らす夜」の楽園を描きました。また広島県にある江田島を舞台に描いた「楽園江田島シリーズ」の新作も出品しております。独自技法で描いた雲母壁面画作品、約40点を皆さまにお楽しみいただけましたら幸いです。
●長沼 慧 絵画展 -陽光と月光の楽園-
7月18日(木)〜24(水)
福屋八丁堀本店7階小画廊
全日程在廊
≪出品作品≫
≪江田島楽園シリーズについて≫
昨年6月に江田島を訪れた際に、私は長く求めていた楽園と出会いました。
穏やかな波と鮮やかな夕陽、そして海の先に見える瀬戸内海の島々、島の方の優しさに触れ心が安らいで行くのを感じました。
帰った後もあの感動が忘れられず「江田島楽園シリーズ」という形で、江田島で見た風景を描くことにいたしました。
作品のご予約につきましては福屋八丁堀本店7階の美術画廊までお問い合わせください。
TEL 082-246-6111(代)