長沼慧(ながぬま けい / KEI NAGANUMA)は、1990年7月18日、川崎市生まれの画家です。2016年から「楽園」をテーマに制作し、2018年に現在の技法を「雲母壁面画」と名付けました。

画家になるまで
絵を描くことは、物心がつくころからの願いでした。一方で、2012年に鍼灸学校を卒業し、鍼灸師としての道を歩みます。
2013年7月18日、世界一周クルーズへ鍼灸師・太極拳講師として乗船しました。船の上で多くの人と出会うなかで、その人自身が本当に望むことをして生きる姿に触れ、下船後、画家になることを決意します。
2016年、画家としての活動を始めました。
楽園を描く理由
2016年から、「楽園」をテーマに制作しています。
社会の中で、本当の自分を隠しながら生きることへの違和感。その経験から、みんなが自分らしく生きている優しい世界を描きたいと考えるようになりました。
動物や植物など、それぞれのいのちがそのままに存在する景色として、「楽園」を描いています。
一瞬の中の永遠
制作の根にあるのは、美しい景色に出会ったとき、時間が止まったように感じる瞬間です。
船上で見た天の川、トルコの港で見たターコイズブルーの海、冬に温泉から眺めた富士山、春の薔薇園。
そうした一瞬の中に感じる、時間を超えたような感覚を大切にしています。
「一瞬の永遠を感じられる作品」を目指して、制作を続けています。
雲母壁面画へ
さまざまな描き方を試みるなかで、2018年に現在の技法へと至りました。同年、この技法を自ら「雲母壁面画」と名付けました。
雲母やガラスの顔料、箔などを作品に応じて用い、光や見る角度によって表情が変化する作品を制作しています。
技法と制作工程については、「雲母壁面画について」をご覧ください。
絵画は窓
窓が光や空気を取り入れるように、絵画も、見る人が自分自身を見つめ直すきっかけになり得ると考えています。
一枚の絵との対話が、その人自身へ目を向ける時間につながることを願っています。
略歴
- 1990年7月18日 川崎市生まれ
- 2012年 鍼灸学校卒業
- 2013年7月18日 世界一周クルーズに鍼灸師・太極拳講師として乗船
- 2016年 画家として活動開始。「楽園」をテーマに制作
- 2018年 現在の技法を「雲母壁面画」と命名
展覧会の記録については、「展覧会」をご覧ください。
